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弁護士が遺言執行者の代理人として相続手続を行った事例

依頼者属性

東京都板橋区在住70代女性

遺産種類

預貯金、不動産

相談に至った経緯

依頼者は生前、被相続人の世話を行っており、そのことに感謝をした被相続人が遺産を遺贈する内容の公正証書遺言を作成し、遺言執行者に本件の依頼者を指定しておりました。

遺言執行者は、法律上、相続人への各種の連絡が必要ですが、相続人の連絡先がわからず、また、依頼者が高齢ということもあり、遺言執行業務を任せたいということでご相談にお見えになりました。

弁護士が対応したこと

本件では、遺言執行者の代理人として、相続財産の調査、相続人の調査、不動産の名義変更、預貯金の払戻し、貸金庫の解約、相続人への各種連絡、相続人からの連絡に対する対応をおこないました。

相続財産は実際には、預貯金と不動産のみでしたが、ご相談の段階では、上場株式等もあるかもしれないとのことであり、弁護士が証券会社等に連絡をおこない、相続財産の調査をおこないました。

本件では、相続税の納税が必要であるため、税理士の先生をご紹介したほか、不動産の名義変更では、司法書士の先生をご紹介し、本件が全体として解決するよう尽力致しました。

結果

ご契約から3か月以内に不動産の名義変更、預貯金の払戻し、相続人への各種連絡等の全ての業務を終えることができました。

弁護士所感

当事務所では、迅速な対応を心がけております。

そのため、本件では相続人が甥・姪といった代襲相続人である事情がありながらも、相続人調査・相続財産調査を含めてご契約から3か月以内の解決というスピーディーな解決をすることができました。 遺言執行業務についてお悩みの方は是非ご連絡をいただければと存じます。