弁護士の介入により、3回目の遺産分割調停で早期解決した事例

依頼者属性
東京都練馬区在住 50代男性
※プライバシー保護のため、実際の属性とは変えております
遺産種類
預貯金、不動産
相談に至った経緯
依頼者は母親の相続について他の相続人と話し合って円満にすませたいと考えていましたが、他の相続人が弁護士に依頼しました。
その弁護士から依頼者宛に何回か内容証明郵便が届きましたが、依頼者が特に何もしなかったところ、遺産分割調停が申し立てられ、裁判所から依頼者宛に書類が届きました。
弁護士が対応したこと
本件では、複数の金融機関の口座がありましたが、迅速に全金融機関の残高証明書を取得し、また、不動産の固定資産評価証明書を取得しました。
調停には依頼者も出席していただきましたが、依頼者の思いを調停委員が理解しやすい言葉で伝えました。
調停が早期に成立するように調停の期日外でも他の相続人の代理人弁護士と連絡を取り合いました。また、調停条項案は当事務所の弁護士が作成し、裁判所と他の相続人の代理人弁護士に送付しました。
依頼者とは面談等によりしっかりとコミュニケーションをとりながら、対応しました。
結果
早く調停を終わらせてほしいという依頼者の希望通りに第3回の調停期日で調停が成立しました。(通常、遺産分割調停は8回程度おこないます)
弁護士所感
当事務所では、迅速な対応を心がけております。
各種資料の収集や書面の作成について迅速に対応することは当然のことですが、本件では他の相続人の代理人弁護士と深夜も含め連絡を取り合い、依頼者の希望通りに早期の調停成立を実現しました。
依頼者のためには努力を惜しみません。
遺産分割調停を申し立てられた方は是非ご連絡をいただければと存じます。
この記事を担当した専門家 家村邦雄